こんなに、寂しさと温かさが混同する夜を過ごしたことはなかったし、
永遠に朝が来なきゃいいのにって思ったことはなかった。
約2週間にわたる、旅の最終日。
そしてそれは、同居人にとっては、3ヶ月にわたる日本での滞在の最終日でもあります。
すなわち、3ヶ月間ともに過ごした同居人との別れの日であります。
無情に響き渡る、朝6時を知らせるアラーム。
蒲田のホテルから、京急で羽田空港へ。
なにげに初めての羽田空港国際線ターミナル。





いろいろ面白そうな店もいっぱいあったけど、家族への最後のおみやげをそそくさと購入したあとは、ただひたすら、同居人は、わたしに寄り添ってくれていました。
あと数十分後にはこの人、いなくなってしまうんだ…
そう思うと、なんともいえない虚無感に包まれて、流れ出る涙をどうしても止める事はできませんでした。
そんなわたしを、自らも涙を流しながら、またすぐきっと会えるし、LINEでいつでもメッセージだって電話だってできるし、となぐさめてくれる同居人。
楽しい旅だったね…
そして、この3ヶ月間、いろーんなことがあったね…
最初は手探りで、お互いの事を少しずつ知って
嬉しいことや楽しいことだけじゃなく、悲しいことや辛いこと、時には口喧嘩もしながら、
距離を少しずつ縮めてきたよね。
特に最後のこの旅行の2週間は、毎日朝から晩までずーっと2人で寄り添って
すべての一瞬、一瞬が、一生忘れられない大事な時間。
そして、お互いが、お互いにとって、他の誰にもかけがえのない存在になって。
同居人は、もう今いかないと間に合わないっていうぎりぎり最後の時間まで一緒に居てくれましたが
ぎゅーっと抱きしめてくれていた腕が離れるその最後の瞬間には、ただただ、寂しさで涙が止まらなくて
そんなわたしを、出国ゲートの向こうに見えなくなるまでずっとわたしを見守ってくれていた同居人は
飛行機に搭乗するほんとに最後のさいごの瞬間まで、デッキのわたしに向かって大きく腕を振ってくれました。



Au revoir.(さようなら)
ううん、むしろ
A plus tard.(また後でね)
遠く離れても心はずっと一緒だから。
Je t'aime.
同居人が乗った飛行機が空に消えて行ったのを見守ったあとは、ふぬけたようにふらふらと、モノレールで浜松町へ。
食欲もなかったけど、なんとなくつけ麺

一人で食べるつけ麺がこんなに味気ないものだということを、この3ヶ月で知ってしまった。。。
浜松町から仙台へ直行する高速バスに乗り、バスの中でもただただ止まる事の知らない涙。
桃ソフト @安達太良SA

この旅のあいだにも、毎日のように一緒に食べたソフトクリーム
一人で食べたら全然おいしくないよ。。。
しかし
いつまでもいつまでも、そうして、一人で寂しくいじけてるわけにはいかないのであります。
この2週間の関西旅行のさなかに、もっと言えば同居人が滞在したこの3ヶ月のあいだに、たくさんのお寺や神社にお参りして、その都度、同居人やわたしの身近な人たちとの出会いに感謝をしてきたけど
今度は、その感謝を、自分の行動で見せていく時なのです。
そして、またすぐに同居人が日本に、仙台に帰ってこれるように
その準備をちゃくちゃくと進めていかないと。
泣いてる暇はない!
京都や奈良の仏様や、伊勢の神様に誓って、
そして何より、自分自身に誓って、
これからやってくる明るい未来と希望に向かって、歩いていくのです。
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