2009年08月18日

38日目ベルン→サンロランデグーズ:再号泣、そして再会

というわけで朝9時の電車に乗ってベルンをあとにし、まずはジュネーブへ向かう。
フランス・ニーム行きのTGVまで30分近くあるので、駆け足でレマン湖のほうまで行ってきました。


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(大噴水)


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(ジュネーブ駅前)

今回、スイス西部のフランス語圏、ジュネーブやローザンヌあたりについては完全スルーというかたちになってしまったんだけど、このエリアは、フランスのパリやリヨン、南仏からもまぁまぁアクセスが良いので、ま、そのうち確実に来る機会もあるだろうと。



そしてこのあと、大事件発生。。。



今日のTGVは、アイルランドにいたときネットで予約した安い前売りチケットんだけど、フランス国外でネット予約のチケットをひきとるには、ネットでチケットをプリントアウトしなくてはならないんですね。

ところが、車掌に、私のプリントアウトしたのは、チケットではないといわれた!!!!!

うそーーーーー!!!!!

ってか、よーーーーーく見たら「これはチケットではありません」ってちっこく書いてあるし(ちっこく!)

アイルランドでこれをプリントアウトしたとき、なんでかブラウザがエラー続出で、なかなかチケットページが開けず、やっと開けたーと思ったページをあわててプリントアウトしたんだよね。
だってネットカフェ10分単位でお金取られるしさ、エラー・エラーでなかなかチケットのページが開けなくて、時間ばかりかかって相当あせってたわけ。

ま、プリントアウトしたあとにちゃんと確認しなかった私も悪いんだけどさ・・・
とはいえ、そのとき確認したところで実際プリントアウトできたかどうかなんて今となってはわかんないし。

まぁとにかく、車掌に、これはチケットではないから電車内で正規料金(+手数料)のチケットをもう一度買えと言われた!(号泣)

でも、幸い、私がネットで買ったぶんのチケットは、あとでニーム駅のカウンターに持ってったら返金してもらえるから、と車掌が言うので、まぁ、本当、不幸中の幸いではあったんだけど、正規料金って、私が買った安いチケットのほぼ倍の値段です(号泣)

くっそーーーーーーー

パソコンでエラーが出るようなe-チケットなんか作るんじゃねぇ!!!!!(激怒)

っと、相当ふてくされながら、3時間後、ニーム駅に到着・・・

んで、ふてくされたままニーム駅のチケットカウンターに行って、事情を説明したらさ、、、
若い女子係員に、「あなたが、『チケットを印刷する』というモードを選び、間違ったのだから、返金はできません。あなたが悪い」って一点張りなわけ!(激怒・号泣)

あーもう!

フランスってほんっとめんどくさい!!!!!(激怒)
人によっていちいち言うこと違うし、こういう一点張りモードに入ったら何が何でも自分の意見をひっくり返さない国柄なのよね。

「でも車掌は返金できるって言いましたけど!」ってこっちも言い返したんだけど、「少なくともここでは無理です」って言われ、なんか書かれた小さな紙をぴろっと一枚渡されて、文句はこちらに言ってください、って言われて終わり。。。

うがーーーーーーー!!!!!!!(激怒・号泣)

あーもう!
マジ頭に来る!!!!!!

カンカンに怒り狂いながらニーム駅を出て、そして、思い出したことが。。。

南仏からパリに戻るTGVってのも、既に予約していて、それは、iDTGVっていう、プリントアウトオンリーの格安チケットでさ、昨日ベルンのネットカフェでプリントアウトしたんだけど、もしかしてそれもチケットじゃなかったりして・・・
って思って、取り出してよく見たら、私が今日、チケットじゃないって言われたのとまったく同じページだった。

なもんで、あわてて、猛暑の中、ニームの中心部に向かってネットカフェ探して、これこそ正しいチケットだろう!って思われるページを見つけ出し、やっと、プリントアウトして一段落。



が!



そのチケット、よーく見たら、私、自分の誕生日1日間違えて入力してる!!!!!(大バカ)



この、iDTGVっていうチケットは、要するに飛行機のe-チケットと同じ方式で、IDカード(パスポートとか)と同時に持ってないと無効らしいんですね。
んで、乗る電車は直前まで変更可能なんだけど、いったん入力した個人情報は変更できないって書いてある!

うそーーーーーー(超号泣)

誕生日一日入力間違えたぐらいで無効なのか?
ってか今から直せないの?
そんなばかな!!!!!

一応、SNCF(フランス国鉄)のFAQページから、ほんの一日間違っちゃったんだけど直せませんか?ってメール送ってみたんだけど、どうなることやら・・・

あーもう・・・がっくり。

よりによって2枚もチケット無駄にすることになりそうだとは。。。

スイスも暑かったけどその比じゃないぐらいニームはくそ暑く(なんとびっくり気温40℃超)、そして、100ユーロ以上損することになりそうなりょこたんにはもう、夢も希望もございません。



あ〜あ・・・

南仏なんか来なきゃよかったのかな。。。



南仏のカマルグ湿地帯、ニームからほど近いサンロランデグーズという小さな村に、フランス語教室カルティエラタンのフィリップの両親が住んでいて、んで、その知り合いで小さな民宿・貸し別荘を経営しているJeanとMonicaっていうご夫婦がいるのね、その夫婦が以前書いた、カマルグの本を、2年前、フランス語教室のみんなで日本語に訳して、日本語版が発行されたんです。

※んで、昨秋、2人揃ってできあがった日本語の本を持って仙台に遊びにきてくれた

でっ、そのご夫婦が、日本語に訳してくれたお礼にっていって、先着5名、民宿に半額で泊まれる権、ってのを、カルティエラタンにくれたんだけど、まだ誰もその権利を使っていないという話を聞いていたので、是非行きたいなと思い、アイルランドのLynが今夏2回目の夏休みにフランス行きたいっていうから、んじゃ一緒にその民宿に行こうよ、って誘って、今回来ることになったんだけどさ、



100ユーロ以上も損してまで来ることなかったんじゃないか?って思いはじめてきた。。。



もう何も考えられんわ。。。
頭まっしろ。。。



でも、そんな重苦しい気分は、ニーム駅で待っていてくれたJeanの笑顔を見たら吹き飛んだ!



Jean〜〜〜〜〜!!!!!(感涙)



私は2時半にはニームに着いたんだけど、ダブリン→パリ→ニームと移動してくるLynさんが16時過ぎニーム到着なので、16時ごろ着きますって連絡してたのね。
んで、私がネットカフェとかなんかうろうろしてたら駅に戻ったのが16時をちょい過ぎてしまい、パリからのTGVが着くホームでJeanが待っててくれた。
Lynと私が別々に到着するとかそういう詳しいことなんも説明してなかったんで、とりあえずそのことを説明し、そして私のチケット事件についても説明し、そうこうしているうちにLynが乗ってるはずのTGVが到着、人ごみをかきわけてやっとLynを発見。
昨夜、半分徹夜状態で今朝早いの飛行機に乗ったというLynさんは少々お疲れ気味。
私と違ってあちこち一人で海外旅行をした経験があまりない上、英語圏じゃない国に一人で来ることに多少の不安を抱いていたLynさんですが、なにはともあれ無事再会できました、よかったよかった。

とりあえず、めっちゃ暑いしなんか飲もうということになり、駅前のカフェで一休み。
タンゴという、ビールに赤いシロップをまぜたカクテルみたいのをごちそうになりました。

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うま〜!



フランス語は全く話せないLynさんに合わせて私達の会話はすべて英語です。
というか、Jeanと、スウェーデン人の奥さんのMonicaも、フランス語、英語、スウェーデン語をはじめ、何ヶ国語も話せるらしい。すごすぎ。
私とLynの出会いもフィジーの英語学校だったことから、話題の中心は語学について。
読み書きなんかどうでもいいからまずは話すことが一番大事、そのやり方で私たちは外国語を2、3ヶ月でいつも話せるようになるってJeanが言ってました。
そういう言い方すれば簡単だけどさ(苦笑)
まぁJeanやMonicaは実際それらの国に住む機会があったので、覚えるのも早かったっていうのもあるみたいだけどね、普通に日本で生活してたら仕事だなんだかんだって語学に時間そんなに割けないし。
にしても、じつにすごすぎる話です(苦笑)

タンゴを飲み終わると、Jeanが車でニームの観光名所をひととおりぐるりと案内してくれて


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(メゾン・カレと円形闘技場)


それからいよいよ、サンロランデグーズへ。

途中、プロヴァンスの見事なワイン畑とか(正確にはぶどう畑なんだけど・・・笑)

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カマルグの本でしか見たことなかった黒い野牛とか(去年もカマルグ湿地帯には来たんだけど、なんでか牛を見かけなかった)

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車窓に流れるのどかな景色を眺めながら、30分ほどで村に到着。

すてきなお庭の広がるおうちで、奥さんのMonicaが笑顔で出迎えてくれました。


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(テラス)


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(プール付き)



私達の泊まる部屋は、母屋の離れにある2階で、めっちゃかわいい


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(ダブルベッドではなく、シングルベッドがふたつくっついてるだけなんで、誤解なきよう。笑)


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(家具もアンティーク調で素敵)


マンタロー(って書くとなんか間抜け、笑。menthe a l’eau ようするにミント水)をいただきながらおしゃべりしてたんだけど、今ちょうど、この村では、昔ながらの闘牛のお祭りの開催中で、朝晩、どーんという花火を合図に白い馬に牛がつれられてこの家の前の道路を走るんですって。
今晩のはもうそろそろだから、花火が鳴ったらカメラを準備して部屋に走りなさいって言われたんだけど、あーどんなんだろう、楽しみ〜

ってわくわくしてたら、どーんという花火の音が聞こえて、MonicaとLynさんとりょこたんと3人で部屋にダッシュ。

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・・・本当、一瞬の出来事でした。
こんな写真が取れたのが奇跡なぐらいに(笑)

それから、母屋のほうを少し見せてもらって


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(バーカウンターがある。すばらしい!)


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(料理に使うためのオレンジピールやハーブが乾燥させてある)


そして、みんなで晩御飯を食べに行きました。

今ちょうど、お祭り期間中なので、メイン会場には子供向けの出店がいっぱいでていて


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(すべり台とヨーヨーつり(のような))


普段は閑散としていそうなところなんだけども、さすがお祭り期間中なのでレストランの外にテーブルがいっぱいでていて

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食事の前に4人でアペリティフ、飲むのはもちろん、南仏プロヴァンスといえば「パスティス」!

アペリティフのあとはレストランエリアに移動してディナー。


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(前菜はパテとハムの盛り合わせ)


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(メインはラパン(ウサギです!)、なにげに初めて食べた)


夏のみ限定の冷えたロゼワインとともに、う〜ま〜ぁい!!!!!

Lynさんが体調不良につきMonicaに付き添われて早退してしまい、そのあと、私はJeanに大事な話を聞かせてもらいました。
こっからJeanはフランス語にシフト・・・酔っ払いの頭にフランス語オンリーはきついわと思いながらもだいたいわかったのでよかった(苦笑)

そもそも、JeanがPhilippeの両親のご近所さんという関係で、JeanとMonicaが書いた本をPhilippeが授業の一環として翻訳を申し出て・・・っていう流れなんだけど、Jeanは、この機会を、たんなる本の翻訳ということで終わりにしたくないんだって。
翻訳にかかわったカルティエラタンの生徒みんなにここに来てもらいたいし、例えば私が自分のブログにこの村のこととかを書いて日本のみんなに紹介して、そうやって、世界中の人々がつながっていくこと、手と手を取り合うこと・・・それが、Jeanの夢だと。

私、まったく同感で、話を聞きながら、そうそう、本当そうだよねって相槌を打つばっかりでした。

国際交流、世界平和、ってそんなに難しいことではなくて、そうやって、一人ひとりが国境を越えてかかわっていくこと、それが第一歩であり、全てであるような気がする。

Jeanはこれからも、Philippeやカルティエラタンの生徒と一緒になにかやりたいって言っていたので、私もぜひ関わりたいし、すごく楽しみにしています。



デザートのアップルパイを食べた後、近くのバーの奥でやってた作品の展示会をちょっとだけ見せてもらってから帰りました。

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お祭りにあわせて、モチーフはすべて闘牛に関するものだったんだけど、木の根っこを利用したものとか、すごく発想がユニークで、面白かった!



家に帰ると、Lynさんはいくらか復活したもようで一安心、シャワーを浴びて就寝。

しかし暑いな。。。熱帯夜だ。



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posted by りょうこ at 23:59 | 宮城 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 2009ヨーロッパリベンジ台湾おまけつき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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